事例紹介 プロジェクトマネージメント支援ケース(C社の場合)

無事にベンダー選定が終了したC社のマネージャーから、

との依頼をいただきました。
マネージャーは当社に依頼を出した理由は3つあるとおっしゃいました。

プロジェクトマネージメント支援を採用していただいたのは嬉しいですが、その理由を伺うと非常に大きなプレッシャーがかかったのも事実です。

その実行項目の中にはITで対応可能なものと、そうでないもの(資金調達や人的企画で実現すべきもの)があるので、それを分類整理します。
同時に現状のシステムの状況や課題、そして最新のIT動向を調査します。

ミッションとしてはシンプルですが、これは簡単なことではありません。知識と経験・勘の両方の要素が必要です。
知識としてはやはりPMBOKがベースとなります。

プロジェクトを成功させる大きな要因としてベンダーとの信頼関係と密なコミュニケーションがあります。
C社のケースでは、当社はRFPの説明や質疑応答からベンダーとコミュニケーションを取っていたので、開発プロジェクトのキックオフまでには既に何度もベンダーと顔を合わせていました。したがってベンダーの提案で良かった点、改善が必要な点を理解していたので、リスクと感じた点については最初から遠慮なく指摘を行いました。
ベンダーとしても曖昧な合意のままプロジェクトが進んでいくよりも、具体的かつ現実的な指摘があって、それを改善しながら進めていく方が大幅な遅延リスクを軽減できるのです。

C社のプロジェクトは無事に「品質・コスト・納期」を守ってカットオーバーすることができました。
カットオーバーに立ち会ったベンダーの経営者がぽつりと言われました